市販の教材VS通学・通信講座の教材

宅建主任者の試験勉強で必要な教材は、

  1. 基本テキストと過去問題集・・・・・(これは必須です!)
  2. 予想問題集・・・・・(これは扱い方に注意してください!)
  3. 六法・・・・・(という人もいますが、正直いらないかなと(;^_^A)
  4. 模擬試験

などといわれています。

ひとまず、基本テキストと過去問題集の2冊を手元に揃えておけば問題はありません。
そしてここでは、教材は、市販の書籍と、資格の専門学校や通信教育のものでは、その編集方針が大きく異なっていることをお話ししておこうと思います。

要点を先に述べます。
●独学で合格を目指す人は、特に「基本テキスト」はページ数にボリュームのあるしっかりした一冊を選んでください。といっても一冊に必要なお金は3000円程度でしょう。学習時間にはある程度の負荷が掛かってしまいますが、それが独学をする場合の合格の鉄則です。

●スクールや通信講座を利用すると、独学よりもお金は掛かりますが、もしかすると学習の負担を独学の70%くらいに減らせることになるかもしれません。
これは仮に独学者の勉強時間を300時間とした時に、通学・通信なら、勉強時間が210時間で済んでしまうという話ではありません。同じように300時間の勉強をするなかで、独学よりも3割ほど密度の濃い勉強をできるのが通学や通信講座であると考えるべきです。
(そのため平均合格率が15~16%の宅建試験において、通学や通信講座を利用している人30~40%の高い確率で合格しているのです)。

その理由が、市販のテキストと、通学・通信講座の教材の編集方針のちがいにあるのです。
他のページでもお話ししましたが、宅建の学習分野は広範に渡っています。
そして、充実した市販のテキストは、この広い学習範囲を隅々まで網羅してくれています。3000円払ってでも購入してもらえるためには、そうあるのが当然なのです。
しかし、このことがジレンマです!
市販のテキスト(約500ページ前後)に書かれていることのすべてが頭に入っていれば、もちろん高得点で合格できます。しかしボリュームの多さが災いして、覚え切れないのです。また、要点を絞って学習しようにも、どこが大切でどこは思い切って切り捨ててもいいのか、独学ではなかなか判断がつきません。
「独学をする人は学習の負荷を覚悟で…!」と申し上げた理由はそこにあります。

それに対して通学や通信教育の教材の多くは、合格ラインの35~40点をコンスタントに得点できる「合格点主義」でつくられているのが一般的です。「ここは必ず出ます!」、「ここだけ押さえておくだけであと1点必ずとれます」と、資格試験のプロが見極めをつけ指導してくれるため、力を入れるべき重点項目が絞りやすく勉強しやすいのです。やはりお金は、掛けただけの価値があるのは本当なのです。

スクールに通うとなると、時間やお金のことは心配かもしれませんが、通信講座なら数万円のお金を用意すれば、自宅で充実した試験勉強ができます。
特にCDやDVDなどメディア教材も揃った通信講座なら(一例 フォーサイト)、独学と比べた場合の学習効果は、まるでちがったものになってくるでしょう。
重点項目を絞った基本テキストと、メディア教材が揃っていれば、宅建学習の課題である、「幅広い分野への対応」は問題なくクリアできますし、見たり聴いたりしながら学習できるため、暗記や理解の促進にもなります。

数千円のお金で済ませて悪戦苦闘するか(独学)、3万円ちょっとの投資で安心を買うか…。
このことを、試験勉強を始めるまえに比較検討してみるのは決してムダにはならないでしょう。

→宅建の勉強方法